こんにちは
癒しの音を奏でるわかちゃんです。
私たちはコミュニケーションをとる時、
「この人とは息が合うなぁ」とか
「この人とは話しづらいなぁ」とか、ありませんか?
「なんかあの人とはうまくいくんだよな」なんて感じる時には、だいたいその人と息の速さ、息の深さ、タイミングが合っています。
そんな時、私たちは信頼感を感じるようです。
ラポール(信頼感)は人生を豊かにするために一番大切なことです。
今日は信頼感を作るための、呼吸と音楽のおはなしです。
目次
アラフィフ女性、豊かな人生に活用する呼吸の特徴
息をしていることは、どんな風に生きているかを表します。
息の様=生き様という事ですね。
- 呼吸のテンポの速い人は、生き方がスピーディー
- 呼吸のテンポの遅い人はじっくり取り組み落ち着いている
自分の呼吸を意識することで、自分がどんな風に生きているか、振り返ることができます。
呼吸のテンポの速い人は、生き方もスピーディーで、無駄がなく、切れ者と呼ばれる人が多いです。
呼吸のテンポがゆっくりな人は、物事にじっくり取り組み、辛抱強かったり、一つ一つ確実に積み上げていく方が多いです。
また、その人の奏でる音や呼吸から、私たちはその人の考え方や、感じ方の情報を得ています。
息を出すということは自分を出すという事です。
信頼関係を築くためには、相手と本音でぶつかることが必要なので、相手と呼吸を合わせることが人生を豊かにしていきます。
アラフィフ女性ゆたかな人生のために相手の呼吸に注目する
- 前向きで自分の信念を持っている人→息が太く、話し声も大きい。
- 自分に自信がなく、自分を信じられない人→息が細く、話し声も小さい。
これは私の感じたことですが、
前向きな人や、自分の信念を生きている人は、息が太く、話す声も大きいです。
自分に自信がなかったり、自分を信じられないという方は、息も細く声が小さくなります。
生徒に歌を歌わせても、主張のはっきりしている子は大きな声で歌い、自分を出したくない、知られるのが嫌という子は小さな声になります。
けれども合唱の授業などで、だんだん声が大きく出るようになると、自分を出すことにも躊躇しなくなります。
表情も豊かになり、楽しそうに見えます。
相手の考えていることを理解し、自分をわかってもらうことが、呼吸の吐く(自分を出す)吸う(相手を受け入れる)ということで行われます。
どちらか一方だけ強くてもコミュニケーションは取れません。
この二つをバランス良くとることで、相手と良いコミュニケーションが取れ、豊かなハーモニーを生みだします。
呼吸は豊かな人生を作るためのコミュニケーションツール
音楽は合奏したり、合唱することで、音でコミュニケーションをとっていきます。
音は、音=その人なので、ウソがありません。
ちょっと前まで、アフリカでは、部族が多く言葉も違うので、最初にコミュニケーションを取るときに、相手に太鼓を1つ渡して一緒にセッションをしていたそうです。
その太鼓の音の中から、「この人はこんな人だな」とか「面白い人だな」とか、情報を得ていたそうです。
息を合わせるということは同じタイミング、同じ速さで感じることです。
音楽において息を合わせるということはとても大切なことです。
独奏で演奏している場合はいいですが、伴奏があったり、他の人と一緒にアンサンブルをする時には、息を合わせないとうまくいきません。
みんな勝手に 自分を表現していたら、オーケストラは成り立ちませんよね。
カラオケ等で一緒に歌うと、何か距離が近くなった感じがしたりしませんか?
アラフィフ女性、音楽に呼吸を合わせて豊かな人生
- なんとなく気分が落ち込んでいるときは、ゆっくりな曲が聴きたい。
- 元気のいいノリノリの時にはアップテンポの曲が聴きたい
そう、これは同調の原理と言います。
人は自分の状態と同じ気分に心を開きます。
だからコミュニケーションをとる時に、同じテンポ、同じ息の速さだと受け入れられていくわけです。
気分が落ち込んでいるときは、その気持ちにあったテンポの曲を聴くといいですよ。
そして少しずつ、アップテンポの曲 に変えていきます。
すると 気持ちがあがって いくでしょう。
またすごくテンションが上がりすぎている時には、上がっていることを否定せず、
そういう元気な曲を聴いて、その後少しずつテンポ落としていくと平常心に戻ります。
そしてしっかりと自分の中に入って、自分を感じたい時には、とてもゆっくりした曲を聴きながら、息を合わせるのが良いでしょう。
目安としては(あくまでも私の主観です)
メトロノーム80~120(アンダンテ・モデラート)未満位が中間で
それ以上(アレグロ・プレスト)がノリノリの曲
それ以下(アダージオ・ラルゴ)あたりがゆっくりという感じでしょうか。
朝起きて気持ちをあげたい時は、私は中間~アップテンポの曲をかけます。
音の多い曲のほうが身体が動くようです。
例えばヴィヴァルディの春の1楽章とか
ちょっとアップテンポでS.ジョプリンのエンターテイナーとか
アラフィフ女性、音楽で人生を豊かにする方法のまとめ
今は外出自粛など、ストレスが高い時ですね。
こんな時だからこそ、自分の内面を見てみるのもよいかもしれません。
まずはじぶんの息(呼吸)がどんな感じなのか見つめてみませんか?
呼吸は速いですか?深いですか?
息を知ることは自分の生き方を知ることです。
そして人とコミュニケーションをとるときは呼吸も感じてみましょう。
一緒にアンサンブルをしているように感じられたら素敵ですね。
きっとよいハーモニーが生まれることと思います。
また音楽の力を使って、日々の生活が少しでも豊かになったらうれしいです。