こんにちは。
癒しの音を奏でるわかちゃんです。
近頃は、コロナウイルス感染で、外に出ても心配になるし、
家の中にいてもストレスが溜まる毎日ですね。
そして何よりウイルスとの戦うことで
いつも緊張感にさいなまれています。
こんな時は、寝る時ぐらいリラックスしたいですよね。
リラックスするにはアロマオイルを使ったり、
リラックスできる音楽を聞いたりすると良いでしょう。
今日はそんなリラックスできる音楽についてお話しします。
目次
アラフィフ女性のリラックスできるバロック音楽
今はYouTube や Spotify など、
睡眠に良い音楽や、仕事をするのに良い音楽が、たくさんのっていますね。
私も仕事をする時によく音楽を聴きます。
やはりその方が効率が良いようです。
クラシック音楽のなかでリラックスするといわれるのは
モーツァルトやバロック時代の音楽、グレゴリオ聖歌などなどですね。
音楽療法的に言っても、バロック音楽は自律神経を正常にする効果があるようです。
気持ちが高ぶっているものを抑えたり、落ち込んでいるものをあげたり、
なかなか万能な音楽です。
いろいろな要素があると思いますが、
バロック時代は今のようなスピード社会ではなく、
時間がもっとゆっくり流れていたようです。
チューニングの音(時報の音)も436ヘルツから438ヘルツと低いです。
今は442ヘルツ、高いものでいうならば
445ヘルツとかいうこともがあるようです。
聴いてみると半音くらい違います。
(ドから始まる音楽がシから始まる感じです)
人は高い音よりも低い音の方がリラックスします。
そしてテンポも今のようにせかせかしていなくて、
ゆっくりな落ち着いたテンポが多かったのですよ。
またバロック音楽は感情に左右されにくく、多くの人が安心する曲のようです。
人生を豊かにする音楽を作曲するパッヘルベル
バロック音楽で一番聞いたことのある曲といったら
、パッヘルベルの「カノン」でしょう。
この有名な曲を作ったパッヘルベルとはどんな人だったのでしょうか。
パッヘルベルは 1653年に生まれ~ 1706年3月3日 に亡くなっています。
ドイツ生まれでオルガンの名手でした。
実はパッヘルベルはバッハとも関わりがありました。
バッハの父の兄さんの家の敷地に住んでいて、
お兄さんの子供達を教えていました。
バッハもお兄さんの家に住むようになり、面識があったんですよ。
アラフィフ女性のリラックスできる音楽にはカノンがいいです!
そんなパッヘルベルの一番の有名な曲は「カノン」です。
正式名称は
「 3つのヴァイオリンと通奏低音のためのカノンとジーグ ニ長調」といいます。
ちょっと長いですね。
簡単に「カノン」と呼ぶことにしましょう。
カノンとは 、ある声部の旋律を、他の音部がそのまま忠実に模倣しながら追いかけていく曲のこと
です。
いわゆる輪唱の「かえるのうた」みたいな感じです。
このカノンは全く同じ楽譜を4小節ずつずらして弾きます。
それでもきれいにハモルのはさすがですね!
パッヘルベルは生涯作曲した中で、カノン形式の曲はこの1っ曲だけです。
その1曲がこんなにヒットするなんてすごいですよね!
この曲のコード(和音)進行はとても有名で
「カノンコード」 と呼ばれるようになりました。
一定の進行を何回も繰り返すのです。(この曲はその進行しかありません)
抜群の安定感です!
今では定番のコード進行で、いろいろな曲に使われています。
山下達郎さんの「クリスマスイブ」は途中でそのまま入っています。
コード進行だけでも
森山直太朗さんの「さくら」、川嶋あいさんの「旅立ちの日に…」
絢香さんの「にじいろ」、中島みゆきさんの「糸」などなど…
とても安心できる人気の伴奏なんです。
この同じ進行をずっと続けることに安心感があるのかもしれません。
アラフィフ女性、リラックスする今日のまとめ
バロック時代は多くの人をリラックスさせる効果があります。
バロック時代は、今よりゆっくり時間が流れていて、
音全体が、もっと今より低い音を中心に作られていたようでした。
今の私たちが聴くと落ち着いて感じることができます。
特にカノンは循環コードで、安定した進行を同じようにずっと繰り返します。
繰り返すことによってさらに落ち着いてきます。
それは魔法の呪文、羊が一匹、羊が2匹……と同じような効果かもしれませんね。
私も眠れないときは、よくバロック特集を聴きます。
するといつの間にか寝ているようです。
こんな時期ですのでゆっくりリラックスしてくださいね。
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