音楽

アラフィフ女性、夏の終わりに聴きたいノスタルジーな曲

2020年8月20日

こんにちは

癒しの音を奏でるわかちゃんです。

 

毎日暑い日が続きますね.。

今年は、梅雨明けが遅かったので、真夏の暑さがこたえます。

 

でもよく空を見ると、秋のうろこ雲が出ています。

 

確実に季節は移っていますね。

 

移り行く季節を感じるからでしょうか

この頃少し、ノスタルジーを感じませんか?

 

今日は、そんなあなたに、

夏の終わりに聴きたい、ノスタルジーな音楽を紹介したいと思います。

 

アラフィフ女性が感じる終わりの儚さ

 

 

 

木々が葉をつけ、大きく茂って夏を感じる日々。

それが、気づかぬうちに、陽が次第に短くなり

気が付くと夏の季節が終わってゆく…

 

この季節感を、自分自身と重ね合わせ、儚く感じるのは

日本の美学とでも言いましょうか。

 

終わりが美しく感じるのは、日本独特の美意識だと思います。

 

日本には四季という「感性を豊かにする」環境があります。

 

当たり前のようですが、こんなにはっきりとした四季があるのは、世界でも珍しいのです。

 

終わっていくという、少し甘美で、切なくも美しい感じは、

日本の和歌や文学、また絵や音楽という芸術分野においても

多くの作品を作ってきました。

 

アラフィフ女性が感じるノスタルジー

 

 

 

私も、20~30代のころは、夏が終わっていくこの感じが、

好きではありませんでした。

 

ちょっと私的な事ですが…

 

私は、冬から春になるときと、夏から秋になるときに

この「季節が変わる儚さ」のようなものに触発されて、

何日間か、人にも会わず、泣いて過ごしていました。

それが、40年くらい続きました。

何を意味していたかは、いまでもわかりませんが…

 

この感じは「儚い」という言葉がぴったりでした。

 

キリスト教徒やイスラム教徒は、神を信じ、天国での永遠の命を約束されています。

永遠という事は「終わり」がないという事ですね。

 

 

日本の多くの人は、何かの「終わり」を感じて生きています。

 

日本人の死生観ですね。

 

自分の身に起こる事や、目にする数々の風景、

そして自分という存在さえもいつか消えてゆく…

 

消えゆくという感覚が、儚さとなっているのでしょう。

 

夏の儚さを感じながら、ゆく夏に想いを寄せる…

 

私はこんな時にノスタルジーを感じます。

 

ノスタルジーとは「過ぎ去った時間・時代を懐かしむ気持ち」

そんな意味もあるようです。

 

終わる夏に向けて、夏の時間を懐かしむ感じでしょうか。

 

ノスタルジーな気持ちになる夏に、演奏した曲で

特に印象に強く残っているものがあります。

 

それは「八ヶ岳高原音楽堂」の

こけら落とし(新たに建てられた劇場で初めて行われる催し)だったと記憶しています。

 

日本を代表する作曲家 武満徹氏の「波の盆」という曲でした。

 

夏の終わりに聴きたい「波の盆」

 

 

 

武満徹

(たけみつ とおる、1930年10月8日- 1996年2月20日)は、日本の作曲家。

ほとんど独学で音楽を学んだが、若手芸術家集団「実験工房」に所属し、映画やテレビなどで幅広く前衛的な音楽活動を展開。和楽器を取り入れた『ノーヴェンバー・ステップス』によって、日本を代表する現代音楽家となった。

【引用 ウェキペディアより】

武満徹さんは「世界の武満」と呼ばれるくらい、クラシックの人で知らない人はいない

日本を代表する現代音楽の作曲家です。

 

彼の作品は、世界各国で演奏されています。

 

現代音楽というと、難しくてよくわからないという人が多いです。

 

私も、現代音楽を演奏してきましたが、

関係者や、マニアックな人しか、コンサートにきていただけないジャンルでした。

現代曲で有名な武満さんは、

実は昔から映画が大好きで、多くの映画音楽を手掛けています。

 

彼の映画音楽は、それはそれは美しい曲です。

 

現代曲しか知らなかった私は、本当に同じ人が作ったのか?と思ってしまったほどです。

特に、弦楽器のメロディーが美しいです。

心をとらえて離しません。

 

彼は、独特の映画音楽観を持っていました。

 

編集を終えた映画に、ただ音楽をつけるというだけでなく、

制作に入り込み、視覚性や動きに合わせ、「見る人にとっての音とは何か」を追求した作風でした。

【引用  小沼純一が紐解く映画音楽の巨匠とその進歩的アプローチより】

 

『波の盆』(なみのぼん)は、1983年11月15日の21:02 - 22:54に日本テレビ系列(NNS)で放送されたテレビドラマです。

 

戦争によって引き裂かれた、ハワイ日系移民家族の姿と、それぞれの想いを描く、このドラマの主題曲として作られたのが「波の盆」です。

 

アラフィフ女性、夏に聴きたいノスタルジーな曲のまとめ

 

 

盛夏が過ぎ、ひぐらしが鳴き始めると、夏の終わりを感じます。

終わっていく夏に、少しノスタルジーな気分になります。

そんなあなたに、おすすめな曲は武満徹の「波の盆」です。

 

日本の多くの人は、何かの「終わり」を感じて生きています。

終わりを感じて生きる死生観が、儚い、ノスタルジーな気持ちにさせるのでしょう。

 

世の中の、酸いも甘いもかみ分けてきたアラフィフ女性には

ノスタルジーな感じも似合います。

 

ノスタルジーな気分に浸ったら、誰かを誘って一緒に過ごしましょう。

 

家族や恋人、友人、大切な人に甘えちゃいましょう!

お相手さんも、だれかと一緒に居たいと思っているかもしれません。

誰かとのつながりを持つことは孤独を癒してくれます。

寂しくないと思えるものです。

 

心が喜ぶこと、ワクワクすること、心から満足できることをすれば、

いつの間にか寂しさより楽しさの方が大きくなるはずです。

ノスタルジーも楽しさも両方味わえるこの夏の終わり

あなたも謳歌してみませんか?

 

 

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